2011年4月5日火曜日

桜のころ

工房付近の川沿いにある桜並樹には
毎年ぼんぼりが飾られる。
いろいろな事がありながらも、季節は巡り、
かならず春が訪れる。
ぼんぼりの飾られた桜も、
今はまだ蕾も固いけど、
もう何日かしたら、桜色に染まることになる。

「桜待ち」もあるけど、
個展を10日後に控えた今は、
悠長なことは言ってられなく、
最後のあがき的な状況に陥っている。
時間的な焦りもあるが、やっぱり、
自分の思う茶碗を作りたい。

そのために、精神を自分の中にある
柔らかい気持ちのある場所に触れさせ、
融合させることでカタチとなって
現れて来るのと、思っています。
よくわからん表現かもしれないけど、そういうことなのである。