2010年7月29日木曜日

めぐみの雨か?

ここのところあまりにも暑かったので今日の雨は
恵みの雨となったかな。
晴耕雨読といきたいところですが、そうもいかず
ロクロを廻す。

2010年7月28日水曜日

花形鉢



暑さも今日はすこし落ち着いたかも、
毎日35℃ほどあったから、身体もそれに慣れてしまって
もう暑さに麻痺してるかもしれません。

雨降りつづきの梅雨から思うと、このカンカン照りつづきは
土も一気に乾き、追われるようにハイペースになります。
ロクロものの小鉢なんかだと、朝、ロクロして昼から削って
夜、白化粧して、翌日素焼きできる。 たまらん。

2010年7月18日日曜日

2010年7月17日土曜日

梅雨明け



今日は快晴、ようやく梅雨明けです。
入道雲も夏を感じさせてくれます。

ボクのブログ、文字ばっかりであまり写真がないのね、
なので、たまには写真をと思って、今日の仕事のワンショット。
茶碗を削ったところ。茶碗は最近、手捻りで作ることが多い、
その表面をヘラでしのぎ、削りこんでいきます。
ここまで表情を作ってしまうのはどうかと思うけど、こういうのを
やってると、今度はロクロで素直な形を作りたくなってきます。
写真のもののように、ヘラ目が深く入っていても、ここへ釉薬が
乗ったりすると、以外と隠れてしまって、おとなしくなるようですけど。

茶碗にかぎらず、作ってるときは焼成後を想像しながらつくるのですが、
この成形後のまだ柔らかさが残ってるときが、いちばんよかったりする
んです。

くやしいけど。

2010年7月13日火曜日

陶芸家として

すこし前に静岡の小学5年生の男の子からお手紙を
もらいました。
学校の授業で、いろいろな職業について調べ、発表しあい
勉強するということらしいです。その彼は陶芸家に興味を
もち、陶芸家ついて調べようと思ったらしいです。
丁寧な文章で思いが書いてあり、
質問用紙が同封されていて、それに書き込んで返信しました。
質問は三つあり、「陶芸家として大変なことは?」と
「うれしかったことは?」と「一日、一年のスケジュールは?」
という三つでした。書き込むスペースが限られていたので
多くは書きませんでしたからうまく伝えられたかどうか。
お役に立てたらいいのですけど。

ところで、逆に質問したかったのは、
どうしてボクのところへ手紙を送ろうと思ったか、です。
地元の小学生から質問をうけるならわかるけど、遠い静岡市。

彼が陶芸家について調べようとしたとき、なにかしらでボクに
興味をもってもらえたのなら、これほどうれしいことはないです。
陶芸家冥利に尽きる、っちゅうもんです。

たつやくん、手紙ありがとう、ホントうれしかった。



2010年7月10日土曜日

コンチキチン

ちょうど先週の土曜日、京都四条河原町にある高島屋に
石橋裕史さんの展覧会を見に行きました、相変わらず男前。
繊細な文様が入った青白磁は見事でした。文様はサンドブラストで
削っていくのですが、その微妙な深さによって、陰影が現れます。
日本陶芸展で大賞を取った石橋さん、その腕も磨きがかかったようです。

ちょうどその日、高島屋前で民主党の候補者の街頭演説がおこなわれて
ました。えらい人が集まってるな、と思ってみたら、あのYAWARAちゃん
こと、谷亮子さんが応援演説に来てて、街宣カーの上で喋ってました。
おそらく、競技会場などで見たらすごいオーラなんでしょうけど、、、
YAWARAちゃんの立つところはそこじゃないような気がしたんやけどなぁ。

とうとう、政界進出か、と複雑な思いが、、、。

7月に入ると京都は祇園祭、コンチキチンの音も掻き消されてた。


そういえば明日は参院選。

2010年7月5日月曜日

美の予感2010 ー現代の器ー

9月1日から5会場巡回で始まる高島屋での展覧会
「美の予感2010 ー現代の器ー」展
出品者をお知らせしてなかったので、ここで発表。

伊藤北斗、今泉毅、金重潤平、岸野寛、鈴木徹、
中田博士、中村清吾、若尾経、渡辺国夫 (敬称略)
そして加古勝己。

この出品者は高島屋の美術部での人選なので、ボク個人的には
お付き合いのない方ばかりなのです。
2月に現代茶陶展のとき、鈴木徹さんにお会いして、ご挨拶させて
いただいたのと、3月に大阪で個展しているときに、同時期に
ギャラリー縄で個展していた岸野寛さんにご挨拶したくらいで
あとは全く存じ上げてない方ばかりです。
若尾経さんは、もう13年前になりますが、朝日陶芸展での授賞式で
お顔を合わせたかもしれません。気が小さいので、授賞式に出ても
知った顔の方がいないと、そそくさと帰路についてしまってました。
今から思うと、若かったのね。

今回のこの展覧会は、そういう意味では共演ではなく競演となるので
しょう。大きな会場で10人の作品が展示されることとなり、その中で
自分の作品がどう映るのか。
知った顔のグループ展とはまったく違う、緊張感のある展覧会となる
でしょう。高島屋本社美術部に選んでいただけたことは、
とても光栄なことで、それに恥じない作品を、と思っています。

点数は少ないかもしれませんが、ある意味個展より少数精鋭の
作品を作るために、ただいま奮闘中です。