2012年6月8日金曜日

雨蛙

昨日、アマガエルが雨乞いをするかのように水道の
蛇口付近にうずくまっていたからか、
今日は午後から久しぶりにまともな雨がふりだしました。
同じ曇り空でも、雨が降り出すほんの少し前には必ずカエルが
鳴きだすから不思議。

不思議といえば、その蛇口の傍にいた綺麗な緑色のアマガエルは
身長3センチ、小さくうずくまってる姿はなんとなく可愛らしげ。

しかし、その水道の根元を見ると、、、うッ。


身長9センチほどの、殿様ガエル。これはキツい。
ごつい、茶色い、血管や骨が浮き出てて生々しい〜。

目の前にいる2匹を見比べてみる、おんなじカエルなのに、どうして?
どうして、と思っても、どうしてもこの殿様ガエルを手のひらに、って
考えるだけでも身の毛がよだつ。
これは不思議、おんなじカエルなのに〜。

その殿様ガエル、あろうことか、仕事場の中に「ビョコ〜=*%ん」と
入っていきやがった。この飛び方がまたキツい。
アマガエルの「ぴょこン」じゃないねん、「ビョコ〜%$#ん、ベタ〜*+%ん」
って感じやねん。ああ〜たまらん。
幸い、ホウキで誘導して退出していただいたからよかったけど。

なんなんでしょう、この違いは、と思った雨降り前でした。


ちなみにアマガエルの写真はFacebookにアップしています、殿様ガエルくんは
撮ろうとしたら、跳ねていってしまい、こちらに飛びかかってきても困るので
断念しました。



最近ブログのほうが少しおろそかになってるかな、
iPhoneにしてからは写真を撮って、すぐアップして、
みたいなところが便利だからか、
ここのところ、Facebookに僕もよく生息しています。

できれば、写真はFacebookで、文章はブログで・・・という棲み分けでいこうかな。

と思う今日このごろです。

なので、Facebookのほうも加古勝己で検索できると思うので
見てみてください、よろしくお願いいたします。






2012年6月3日日曜日

夕暮れ


毎日慌ただしく時間が過ぎていくなかで、
ここ篠山の田園地帯、この夕暮れ時だけは
時間がゆっくりと流れていくような気がして
たまらなく好きです。

もうすぐホタルが舞う季節です。







パラミタ陶芸大賞展



三重県四日市市にあるパラミタミュージアムにて
今日から始まった第7回パラミタ陶芸大賞展の
オープニングに行ってきました。

早いものであれから一年経ちました、昨年とは違い、今年は
レセプションの最後列から拝見。
こういうふうに見えてたんやね〜って感じでした。

今回の6人の出品者もバラエティーにとんでいます、年齢差、技法、そして
昨年にはなかった性別の差も。
それぞれの作者は何に挑んだんでしょう、このなにかと物議を醸し出す展覧会な
だけに、心の奥まで見てみたいような感じがします。

この表現方法の違う中から一人選んで、って、思えば難しい選択ですよ〜

それでも多くのかたが見て、共感を得るものが票を獲得し、選ばれます。
投票期間は今日から24日まで、大賞発表は7月1日です。




今回一歩引いて見て思うのは、やっぱり美術館展示、って難しい、ってこと
でしょうか、陶芸の世界は、やはり基本は工芸というスタンスなわけで、
そのひとつの作品に対する「間」みたいなものがあると思うんです。
人の生活空間の中で育った「間」を美術館のような非現実的な空間に
置くとき、ただスケールを等倍しても、その「間」というのは決して
埋まらないのかな、ということでしょうか。
魅せたいがために大きく作る、というのもなにか違うような、、、。

工芸という枠を外してみたとしても、じゃあそれが純粋美術として
確立していけるのか、というのも日本の陶芸の位置づけなのではないかと
思ったりします。
このあたりは僕自身が作る立場の人間としても常々、考えてしまうところでもありますが。




自分自身の昨年今頃のブログを改めて見てたら、
充実してたな、と感じるし、たしかに楽しかったかな。
一年前の今日、レセプションの帰り道を思い出します。