2011年5月30日月曜日

一段落

今日、なんとか、パラミタ陶芸大賞展に向けての制作に
一応のピリオドを打ちました。ノミネートの連絡を受けて
半年、まだまだ猶予があるとおもっていたけど、気づけば今日!
みたいな。

この一ヶ月間、パラミタ展に向けて集中して作ってきたけど、
久しぶりに 20代の頃、公募展に向けてどん欲に作っていた感覚が
よみがえってきて、まったく苦ではなかったように思います。
(途中、ちょっと不安になったけど、、、)
作品のサイズもここのところ作っていたものとは違うし、展示スペースも
美術館という空間は新鮮。
挑戦してる感覚がなんとも気持ちいいです。

いままでパラミタ陶芸大賞展といえば、傍観者で、このマッチレースを
誰が射止めるのか、なんて見てたけど、自分が出品するにあたっては
間際になるにしたがって、そんなことは、どうでもよく、
自分自身がどこまで自分の壁を越えられるか。
この一風変わった、バトルロイヤル的な展覧会も、じつは競っているのは
自分自身の何か。だったりするのじゃないかな、と感じます。



おそらく、6人の出品者、すべてにおいて共通の美意識が存在すると思う、
それは「やきもの」に関わっているものとして。
ただ、それぞれに表現方法が違うだけで、根底にあるものへの思いみたいなものを
感じ取ってもらえたら、うれしいです。

二日後、展示のための準備をして初日を迎えます。