2011年8月8日月曜日

あー夏休み

夏真っ盛り。
酷暑と言わないまでも、例年このぐらいの時期の暑さはさすがに堪えます。

今でもそうだけれど、夏休みといえば、ラジオ体操、プール、虫捕り、キャンプに
自由研究。
自分が夏休みの主役のころは遠い昔、今は脇役として、サポートする役に、、、。
京都の町中にいたころと違い、子どもらもこちら篠山に引っ越してからは、
自然が密着してるから、ぼくらが子供のころ感じたそのままを体験できているように
思う。
ま、子供のころのの夏休みというのは、自然を身体中で感じるためにあるようなもの、
あのころ体験したものは、いまでも鮮明に憶えているし、染み込んでいる。


しかし、あのころ平気で掴めた、夏休みを代表する虫の、カブトやクワガタ、バッタや蝉。
なぜ今は苦手になってしまったのか。
子供のころは虫カゴいっぱいに捕まえたものだし、蝉に至っては、
羽根をもっとカッチョよくしてやろうと、ハサミでシャープな羽根に仕上げたりした。
もちろんそのシャープなカッチョいい羽根、蝉にとってはありがた迷惑で、
飛ぶことさえできなくなり、
短い地上生活をより短いものとされてしまうのでした。

今、そんな行為をできるかといえば、ぜったい無理、網で捕まえることはできても、
こう、直に手で掴んで。なんてことはとても無理。
何故なんだろうかと、考えてみる。
大人になると、いろいろ知識も付き 、生や死についてもおぼろげながら、考えたりする。
蝉が地上で一週間ほどしか生息できず、
その間に種族を遺すということを知り、その限られた時間の生命が、
あの小さな蝉という形に凝縮されているようで、その「生命」というものが
直に指先に伝わってくるから、あの微妙にもがくような動きが怖く感じられてしまうの
だろうか。



夏の暑さの象徴のようなアブラ蝉、色も損をしてるけど、あの着地点予測不可能な
飛び方が非常に印象悪い。
今日昼から、仕事の合間に暑さにフラフラになりながらも、
草刈機でそこらへんを刈っていた、いろいろな虫が周りにはいたけど、
あのアブラ蝉がジィ~ッジィ~ッって言いながら、予測不可能な飛行で、
僕の股間に止まったときは、さすがに跳び上がりました~~。



熱い夏休みはまだまだ続くのでした。