でも作る本人にしてみれば、
そのものに、なにかしらの想いを込めていると思う。
その意志の強さが、
そのモノに波動ともいう言葉ではない
「響き」を伝えるのだと思う。
美術館に展示してある作品に
講釈を並べ立てられて聞かされたら、ウンザリする。
ほんの少しのヒントを与えられるだけで、
名品は心に響いてくる。
はずである。
鑑賞する自分も、じっとそのモノと対峙して、
心に響いてくるものと共鳴する感覚が大切なんだと思う。
僕自身の作るモノも、
そういう波動を帯びていれば、見る人に伝えることができるし、
響き合い、共鳴できることだろう。
いつの日かそうありたいと願う。
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