2010年8月31日火曜日

日本橋高島屋

明日より日本橋高島屋にて「美の予感2010」展が開催されます。
ボクは明日初日と二日目に会場におりますので
お声をかけていただけたらうれしいです。

ここ最近は個展での発表が多いので、今回のようなグループでの
展覧会は久しぶりです、でも以前のグループ展は、友人同士の、
という感じで、気分的には楽でしたが、今回の展覧会は
緊張感があります。お互い、あまりつながりがありません。
明日、初めて会います、みたいな。

どきどきします。

2010年8月29日日曜日

HANABI




夏も、もう終わりですね。
昼間の青い抜けるような青空も、月夜のあかるい空も。

そして、閃光花火も。

2010年8月25日水曜日

Fire!!!!




いつまでも暑さが和らぎません。
街ゆく人の頭の写真です。
けっして窯の煙突の写真ではありません。


Fire!!!!!!!!!!!

2010年8月22日日曜日

googleで検索

ホームページを開設して早いもので9年。
「月のひかり」というサイト名で立ち上げました。
たまに夜空を見上げて月を見るような感覚で見てもらえたら
いいかな、と思って名付けました。
当時はまだブロードバンドではなかったし、パソコンも
高速ではなかったと思う、まして専用ソフトで作ってアップする
というものだった。それでもこれからはネットでの情報化が進むと
感じていたので、個人としてのサイトも必要と思い、つくり始めました。
まあ、新しもの好きということもあったのですけど。
その後一年もしないうちにネットワーク化が進んだように思います。
やきもの好きの人はやはりネットでも検索されますし、個展でも
ホームページを見ました、という方がちらほら出だしました。
それがうれしくて当時のボクのホームページで
今でいうブログのような更新の仕方をして
できるだけ興味をもっていただこうと工夫もしました。
画面構成のデザインも凝ったりして。
そのなごりが  http://www.h3.dion.ne.jp/~k-katsu/  このホームページ。
プロバイダー付属のサーバーに乗っかっているホームページです。
いまではあまり更新してないですけど。

4年ほど前にアドバイスを受けて、別サーバーにドメインを獲ってはどうかと
いうことで、もうひとつのホームページを立ち上げました。
それが  http://www.kako-katsumi.com/  これ。
これはテンプレートまで作ってもらって、写真や展覧会情報を更新しています。
それでも、たまにの更新で日常的に更新しているのはこのブログです。
ブログもいまは当たり前の世界になりましたが、あまりにも氾濫していて、
どこのブログがいいかなんてのはわかりません。
ボクの場合はある人のブログがここだったので、ここで作ったというだけです。
深い意味は無し。

いまは検索にいかに引っかかるようにするかを、SEO対策というらしいですけど。
ホームページを持ち始めたころは、やはり気になるところだったのでカウンターなど
をつけてました。しかし、今はカウンターもアクセス解析なるものも、まったく
付けてないですし、ブログに関しても、コメントすら受けてないです、
まさに書きっぱなし。

ボクたちのような個人で仕事をしている人はおそらく個人名で検索を
されることが多いことと思いますので、SEO対策っていわれてもピンとこないのです。
あとは漠然と陶芸家で検索されることぐらいかな、とドメインを獲ったときに
話をしていたくらいです。

それがどうでしょう、先日静岡の5年生からお手紙をもらったのもあったので、
どこでボクを、と考えたら、やはりネットで、ということでした。
そこでGoogleで「陶芸家」と検索してみたら、一枚目にボクのサイトが載ってるでは
ないですか、これにはビックリです。
ちなみのYahoo!ではぜんぜんなのです、このちがいは何故だかわかりませんが、
9年前に立ち上げたころからくらべると、すこしは多くの方に見ていただけているのかな。

これからも、すこしずつ、書いていきたいと思いますので、お付き合いのほど
よろしくお願いいたします。

2010年8月21日土曜日

作品選抜

高島屋での「美の予感2010」の作品の搬入を昨日終えました。
今回は自己紹介的な展覧会となると思いますので、出品作も
20点あまり。
個展とはちがい、10人それぞれの表現方法が混ざり合って
どのような展覧会になるのか、とても楽しみにしています。


それと、先日東京の酉福ギャラリーの青山さんが工房に
来られました。シカゴでの展覧会の出品作2点を選抜して
いただきました。こちらのほうも、どのような反応が
あるか、とても楽しみです。

2010年8月11日水曜日

朱夏

先日、備前の先輩が篠山の工房まで来られました。
卒業後なかなか会う機会がなかったけど、今年初め、土岐の現代茶陶展の
表彰式で会って以来、5月の池袋東武で、再びばったり。
そして、今回篠山で。会うときには会うんやね。
ひとしきり、なつかしい学生生活の話をしました。当時まだ10代、
思えば青春と呼ばれる時期の真っ只中。
先輩は一学年上、でも当時から陶工としての風体の先輩だった。
でも、ぼくは10代ということもあったのだろうけど、なんとなく
斜に構えていた感があった。
いまから思えば、すばらしい先生の下で勉強させてもらっていたのに、、、。
あのころは先生の持っているひとりの作家としてのオーラが、10代の
カスのような自尊心を寄せ付けず、はじき飛ばされて、ただ逃げて
いたのだと思う。
もったいない限りです。
しかし、漫然と生きていた高校生時代の延長線上にあったけど、在学中の
2年間は、今に繋がるおおきな影響を受けた時間でした。
すこし離れた場所から、垣間見ていた先生の姿があったから。
まさに、あのころがスタート地点だった。けっして、やきものに全神経を
集中させたわけではなく、漠然と与えられた課題を進めていくのだが、
ただなんとなく子供の頃の粘土遊びとはちょっと違った土との関わりを
持った記憶が掌に残っている。


細かく見ていくといろいろあったけど、過ぎた時間を思えば、一瞬。
あれから25年も経ってる。
もうとっくに青春と呼べる季節ではなくなってるけど、人生においては
赤い「朱夏」。
今年の夏のように熱い情熱を持って生きたい、今はやきもの一辺倒。
それでいいと思ってる。




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2010年8月10日火曜日

祭のあと

8月7日から10日までは、京都五条坂の陶器祭です。
これは毎年決まった日にちで、ぼくが物心ついたころから
ずっと、実家の窯元は出店しています。
夏休みの子供の頃はそのテントにいて、何をするわけではなく
お客さんが器を見定め、値切り交渉などをして、買っていって
もらうのを見ていました。子供のころの夏休みの大きなイベント、
そんな感じ。

学校を卒業して、やきものを自分で作り出したころは、実家の
テントではなく、友人たちと、別の場所を借りて、同じ五条の
陶器祭に参加し出し、今度は自分の器を発表する場所として
四日間、暑い夏を過ごします。同じ年代の人間が各テントで店を
出していて、一日何回か、様子をうかがいに一回りし、ビールを
昼間から浴びるように飲んでも、汗となって吹き出し、
祭の高揚感を存分に感じることができました。
今は出店はしなくなったのですけど、実家のテントの設営と撤収の
手伝いには毎年かならず行くようにしています。

ほんのちょっとの時間だけども、昔感じた、祭のあとの雰囲気が
漂って、子供の頃を思い出すこの一瞬が好きです。

五条坂の陶器祭に出店したみなさん、おつかれさんでした。



2010年8月9日月曜日

夏色




連日の暑さも篠山の田舎ではずいぶん過ごしやすく
なってきました。これも慣れなのかもしれませんが
田舎では、都会とはちがって地面が土ですね、アスファルトで
蓋をしてしまうと、こうも温度がちがうのかと感じます。
陽が暮れるころになると涼しくなり夜は外気を扇風機で引き込むと
クーラーの冷気以上に気持ちがよく、深夜寝るころは閉めてしまうほどです。

それに朝の空、山、田んぼの色が格別。カメラでどう撮っても映らない色と
輝きがあります。

2010年8月4日水曜日

「美の予感2010」展

9月1日より日本橋高島屋からはじまる「美の予感2010」展の
案内状と図録が出来上がり、届きました。
こうなると最終段階のスイッチが入ります。
個展ほど点数は多くないけど、やはり緊張します。
それと、9月に酉福ギャラリーのシカゴでの展覧会に
参加させていただけることになったので、その作品も作っていて、
これも同じように緊張感があります。
猛暑には負けていられません。